岡山市の新型コロナウイルス新規感染者は5月8日(土)に、初めて100人を超えて118人と急増しました。

岡山市では新型コロナウイルスの感染拡大をくい止めるため、すでに3日から、中心市街地の約1キロ四方の範囲にある居酒屋やカフェ、スナックなどを対象に時短要請を実施しています。営業時間は午後8時まで、酒類の提供は午後7時までへの短縮を求め、応じた店舗には売上高や規模によって1日2万5千～20万円の協力金を支給することにしています。

いつも午後5時～7時に散歩をするのですが、5月9日(日)は、駅前方面に行きました。

写真①は岡山高島屋の北側の東西市道沿いの午後6時頃の様子です。写真②は同店東側の南北市道沿いの状況です。いずれも、駅前でも最も繁華性が高く飲食店が集積している通りですが、この時間帯でも人通りは驚くほど少ないです。時短営業の店舗は営業しているものの、酒類の提供が午後7時までのため、利用客は限られているようです。また、全面休業の店も結構多く見られます。

この日、午後9時頃になって、その後の様子も見たくなり、2回目の散歩を兼ねて、再度駅前方面に行きました。

写真③は岡山高島屋の北側東西市道沿いの状況で、写真①と同じアングルです。写真④は同店東側南北市道沿いの状況ですが、写真②とは逆方向(北から南方向へ)の撮影です。営業している店はもとより、人影もほとんど見られません。わずかにともっているネオンも店は閉められています。

新型コロナウイルスとの闘いは、思いもかけなかったほどの長期戦になっています。

このままでは、経済だけでなく、人の心まで疲弊してしまいそうです。

1日も早い収束を祈るばかりです。

山下 信一郎