10月24日（土）吉備津彦神社で観光ボランティア活動をしたついでに吉備路サイクリングロードを走ってみました。先ずは８：３０自宅を出発して百間川の土手上を西に向けて進みます。土手下の遊歩道では11月8日に開催される岡山マラソンの練習をしているランナーが目立ちます。つい３か月前には見られなかった風景です。しっかり練習して、地元勢に優勝してもらいたいものです。ちなみに私は、走る自信はないので、平井のあたりで交通整理のボランティアをすることにしています。

吉備津彦神社までのサイクリングロードには、こんな横断歩道があります。傾斜が２５度位あるでしょうか、いつもここは、ギアを最高に落としてやっと上ります。これが筋力のバロメーターになります。本日も無事上がれ合格です。

 

 

 

 

 

 

 

 

一宮に入ると黄金の田んぼが見えてきます。丁度稲刈りの季節の土曜ということであちこちで作業が始まっています。集まったひとから「おはようと」声を掛けられ、こちらも返します。吉備の中山の下を通る吉備線もローカルな味で風景に溶け込んでいます。これを今岡山では、LRT化が話題です。岡山から総社を結ぶ吉備線を低床の電車にする計画で、ゆくゆくは市電と接続するという計画です。そうすると東山電停から総社までが電車でつながり利便性が向上するのと沿線の住宅、観光開発が進むというものです。大変なお金がかかるので、子孫に有効なものであるかの検証が欠かせないと思います。

吉備津彦神社では、結婚式と七五三のため大勢の人が来られていました。また、最近は、東京から新幹線、吉備線と乗り継ぎ、自転車で吉備路を楽しむ東京方面からのお客も多くみられます。海外のサイトにも紹介されたようで、平和なゆったりした風景を見に来られる外国人旅行者もたくさんいます。私もオーストラリアから来られて３週間の日本旅行を楽しんでいる同じ世代の夫婦の案内をしました。

 

 

 

 

 

午後一時でボランティアを終えてさらにサイクリングロードを西に向かいます。備中国分寺周辺は、コスモスが満開です。この風景を撮りに大勢の人が集まっています。この辺りの風景は、電柱を撤去したり、季節の花を植えたりと地域の人の努力で支えられています。いつもこの風景には、和まされます。

 

 

サイクリングロードをしばし走り総社の街に入ってきます。ままだ古い街並みが残っていますが、人の姿がほとんど見受けられません。時々、通学途中の高校生が行きかうだけです。全国各地に総社という地名は、たくさんありますが、市の名称になっているのはここぐらいでしょう。

 

 

 

総社宮に参って街並みを一通り見て、帰りを急ぎます。秋の夕暮はつるべ落としです。ここから自宅まで３０ｋｍ、２時間はかかります。

 

 

家まで帰りついたら、１７：００で日没寸前。総走行距離63.5km、平均時速13.5kmの久しぶりの長いおじんツーリングでした。茨城県にいたころは、100km位走っていたこともありましたが、やはり年を取ると意欲が衰え最近は30kmがせいぜいです。おかげで今日のビールは最高でしたが、明日の筋肉痛が怖いです。