IC-732 ディスプレー表示不良対策
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IC-732,IC-736をお使いの方で受信、送信機能は全然問題ないが、周波数の表示が乱れて使い物にならず、押し入れに入れてしまった方も多いと思います。そこでこれを活用するため、古いパソコンを利用し見やすい表示とし、さらに最新rigに搭載されているバンドスコープ機能も追加する改造をしました。

最終的な完成写真は以下です。

ノートパソコンの画面が反対に取り付けられ、IC-732の上に載っています。
表示不良のIC-732からは、CI-Vでパソコンにデーター転送され、HRDまたはHamlog上に周波数が表示されています。 また、パソコン画面の上半分には、フリーソフトのSDR#まとUSBドングルでSDRを構成し、バンドスコープとウオーターフォール画面でバンドの状況、電波の質を見ることができます。ポイントは、パソコン画面をひっくり返しIC-732の上に置いたことです。これにより机の上に邪魔なノートパソコンを置かなくても済むようになりました。また、いろいろな表示が視線の移動を少なくしてみることができるようになりました。このシステムでバンドスコープ、ログ作成など一気にでき、古いリグも最新のものに劣らない使い勝手になります。

1)先ずは、パソコンの改造から
使うパソコンは、ネットに接続しないなら、サポート期限切れのOSであるXPモデルでも結構です。メモリーは、できれば2GBほしいところです。


これが元になるパソコンのDELL D420です

この←のネジを左右ともに外します


キーボードを外すのに上の部品を外します

上の赤矢印のネジを外しキーボードを外します

そしてディスプレーを本体に止めている部品を引き抜きます

そしてこの取り付けブラケットを左右入れ替えます


そして再度ディスプレーを裏返して取り付けます

キーボードを取り付けて完成です

HRDを入れてCI-Vで接続して表示すると大変見やすいものとなりました.。Hamlogを接続すれば、ログの入力と周波数表示も可能です。ただし、HRDとの同時使用は、COMポートの関係でできません。

 バンドスコープは、別稿にて

 

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